英語対応税理士の選び方のポイントを説明しましょう。
その1 資格と経験:
英語対応税理士を選ぶ際には、まずその税理士の資格と経験に注目してください。適切な知識と経験を持っていることが重要です。注意すべきは、必ずしも、国際税務に精通している必要はないということです。税務は居住地主義であり、通常、国籍に関係なく、本店または住所地がある国の居住者として課税されます。外国に財産や所得がある場合は、日本の税理士ではなく、その国の税理士に対応してもらいましょう。日本の税理士は日本の税務の専門家であり、資格のない国に税務を行うことは違法になる場合があります。
また、外国税額控除なども国際税務と呼ばれることもありますが、複数国にまたがるウルトラC的な節税を考えている場合を除き、国内税務の範囲内です。
その2 英語力:
英語対応税理士に、英語力は不可欠ですが、英語力だけでは、一般の通訳さんを雇った方が、英語力は高いでしょう。英語力は大切ですが、税理士として有能であることが大前提であることを忘れずに、税理士の英語力を判断してください。
その3 コミュニケーションスキル:
異なる文化や地域の多様性を尊重でき、速やかなコミュニケーションを図れる税理士を選びましょう。集しましょう。他のクライアントの評判やレビューを確認することで、税理士の信頼性や実績を把握することができます。
その4 コストと料金:
英語対応に特化した税理士は、一般の税理士に比べて費用が高い場合があります。ビジネスとして安すぎるのも信用できません。日本居住者で、海外に財産や所得がない場合は、海外にも拠点をもつ大事務所に依頼する必要はありません。国際のイメージに惑わされずに、ご自身のビジネスで負担できる範囲のサービスと料金を提供してくれる税理士をみつましょう。
これらのポイントを考慮しながら、貴方にあった英語対応税理士を見つけてください。
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